それぞれの建物がその目的や用途ごとに、様々な大きさや形があるのは、建物を建てようと思う気持ちが多様だからです。住宅であれば家族のためにより良い生活環境を築きたい、事務所であれば働く社員にゆとりを持って仕事に向き合える職場環境を整えたい、病院であれば患者さんとスタッフが穏やかな気持ちで医療に集中できる空間を作りたい、教会やモスクであれば信仰の場として安心して集える祈りの場が欲しいなど、多くの想いがあります。
建築家は、敷地・予算・法規制等の多くの課題や問題点を解決しながら、建て主の想いに自身の発想と想いを加えてプランニングを行い、設計図書を作成します。そして私たちは、建築家から託された設計図書を基に、これまで培ってきた技術と経験と私たちの想いを乗せて、建て主と建築家に自信を持ってお渡しできる建物を創ります。ですから建て主の方々には、その空間にあふれる豊かさを満喫し、慈しみ、より良い家・建物へと育んでいっていただきたいと願っています。
株式会社 栄港建設
代表取締役 岡田雅人 Masato Okada
1982年の創業以来、建て主と一生のお付き合いをしてこそ本当の家づくりだという信念のもと、栄港建設は施工を続けてきました。この姿勢を守り続けることが「いい家」をつくるノウハウの蓄積につながり、建築家とのネットワークを築き、職人との深い絆が生まれてきたと自負しています。そしてこの姿勢が、多くの建て主の信頼を得てきたのだとも思います。継続することの大切さを実感すると同時に、この信念を変えずに、一軒一軒ていねいに建てることを、これからも社員一丸となって続けていきます。
よい職場環境の基本はコミュニケーション。
「ただいま~」「おかえり~」「気を付けて~」普段の声がけから、ほっとしたり元気になったりするもの…そこにはいつも明るく気配りある女性スタッフの存在があります。恒例の餅つき・BBQ・スポーツイベントなど家族・友人・協力会を巻き込み、社風を共有しています。
その社風を通して地域の方々へ、私たちの仕事を理解いただけるよう、職場体験・学校訪問授業や障碍者事業所への発注など、ツナガル活動に積極的に取り組んでいます。
社風を育む(ファシリテーターによる新人研修)
CSR+体験学習
私たちは地元・横浜の人々に愛されて、少しでも地域に還元できる企業でありたいと願っています。
例えば新社屋は、災害時に近隣の方々も避難場所として使えるように、その時電源なども供給できるように、皆で考えて
設計されました。
また、地域の「想いを受け止め、想いを創る」活動として、地元小学生の「環境絵日記」への協賛や、中学生の
「職業体験」、高校生や専門学生・大学生の「インターシップ」の受け入れなど、社員が一体となって、地域の人材と
未来を育てています。
現場で感じてもらう(中学生の職業体験学習)